アンビエント・リサーチ第2回追記

リサーチが近づいてきました。今回配布する冊子の内容は以下を予定しています。


「Ambient Research vol.2」
金子智太郎「聴覚的パノプティコン(仮)」
フランシスコ・ロペス「エンバイラメンタル・サウンド・マター」(1998、金子智太郎訳)
「絶対具体音楽」ブックガイド
虹釜太郎「AR冊子連載第2回 なぜアンビエントを聴くのか ディストピアアンビエント編その1」




さて、今回取り上げるフランシスコ・ロペスですが、「Dusted Magazine」にフェイバリット・リストが載っていました。彼のコメント付きで紹介します。


1. David Lynch & Alan Splet "Eraserhead" 「サウンドトラック史のマスターピース。」
2. João Gilberto 'Eu Sambo Mesmo' 「フェイバリット・ボサノバ・シンガーのフェイバリット・ソング。」
3. Meshuggah "Chaosphere" 「Fredrik Thordendal と他のメンバーがどうやってこれを作ったのか、いまもよくわからない。」
4. Werkbund "Skagerrak" 「神秘創造のマスター[Asmus Tietchens]による、おそらく最も不気味な曲。」
5. Mnemonists "Horde" 「即興演奏が苦手で、どんなに聴いても関心がもてない(私のせいだ)。どうしてみなMnemonistsのようにやらないのかと思うときがある。」
6. Crawl Unit "Everyone Gets What They Deserve" 「どう聴いても美しいCD。」
7. Luis Miguel 'Sabor a Mi' 「メキシコのソングライターÁlvaro Carrilloによるこのクラシックはラテン地域に100万のヴァージョンがある。その1ヴァージョン。」
8. Incapacitants "As Loud As Possible" 「タイトルが雄弁。」
9. Gianfranco Pernaiachi "Ora" 「彼の話をしても、聴いている人に会ったことがない。残念だ。」
10. The Residents 'Act of Being Polite' 「まさにこの曲にレジデンツの神髄が濃縮されている。」

http://www.dustedmagazine.com/features/818


このうちの何曲かリサーチでかけようと思っています。虹釜さんのブログにもリサーチの別の予告が。