アンビエント・リサーチ第3回予告
第2回からだいぶ時間が経ってしまいましたが、アンビエント・リサーチ第3回の日時・場所が決まりました。今回はプロジェクト「マイタワークラブ」の一環として開催させていただくため、入場料は無料になります。そして、前回までお客様として来ていただいていた音楽ライターの福島恵一さんが、ゲストとして参加してくださいます!
今回のテーマは「ディストピアの音楽」です。虹釜さんの近年のレクチャーに通底していたテーマで、また福島さんもアンビエント・リサーチ第1回からこの話題に特に関心を持っていたそうです。
アンビエント・リサーチは毎回、出演者がテーマに沿った文章を書いて、それをもとに話を進めつつ、ゆっくり時間をとってさまざまな音源を聴いていくというスタイルの研究会イベントです。アンビエント・ミュージックに興味のある方、この音楽に関する情報や議論を知りたい方はぜひご来場ください。また「ディストピア」と音楽の関係に関心のある方もぜひ!
「ディストピア」というテーマについては、開催日までにこのブログでもう少し説明しておきたいと思っています。虹釜さんがこれまでに書かれた冊子(「アンビエント渦」等)や、pdfでも販売している当イベント冊子『Ambient Research vol.1』(『vol.2』はまだ未刊です。少々お待ちください)の虹釜さんの文章でもふれられているテーマです。
詳細は下記をご覧ください。特に予約についてはご注意を。予約は座席ではなく、冊子の予約になります。
ゲスト:福島恵一
福島恵一プロフィール
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CD プログレッシヴ・ロック」、「ユリシーズ」等に執筆。
http://miminowakuhazushi.dtiblog.com/
主催:虹釜太郎 & 金子智太郎
日時:10月31日(日) 17:00〜20:00
場所:マイタワークラブ
http://mytowerclub.tumblr.com/ http://mytowerclub.tumblr.com/map
都営浅草線「本所吾妻橋」より 徒歩5分、東武線「業平橋」より徒歩10分、東武線・銀座線「浅草駅」より 徒歩13分、東武線・京成線・半蔵門線「押上駅」より徒歩20分
料金、定員:なし
会場では冊子『Ambient Research vol.3』を20冊程度配布する予定です。予約がなくても入場できますが、冊子は予約していただいた方を優先してお渡しします。
予約方法:メールにて予約を受け付けます。予約メールは tomotarokaneko@gmail.com(金子智太郎まで)宛てに、件名を「アンビエント・リサーチ第3回」として「参加者氏名(フルネーム)、参加者数、電話番号」を記入してお送り下さい。お送り戴いた情報は当イベント予約以外には使いません。問い合わせ先も tomotarokaneko@gmail.comまで。
アンビエント・リサーチとは・・
誰でも参加できる、アンビエント・ミュージックについての連続研究会型イベント。音楽関係者以外の方、学生、キュレーター、エディターの方、美術、映像、建築、医療、科学等に関心のある方、音楽に関心ない方もぜひご参加ください。アンビエント・ミュージックを聴くときに参考になる国内外の参考図書、資料等を見ながら、音源を聴いていきます。個人では限界のあるたくさんの情報へのアクセスに、周辺分野の理解に。アンビエント・ミュージックにまったく詳しくない学生の方もぜひ。
主催者プロフィール
虹釜太郎
レーベル「360°records」主宰。5時間イベント「5H」主催。BRAINZ第4期講師(HEADZ主催の連続講座「アンビエント渦」担当)。映画音楽監督として『ストロベリーショートケイクス』『憐REN』。自主冊子に「パリペキンカタログ」「アンビエント渦」「ワイプアウト日記」「Rezzine」(ばるぼら氏との共同製作)他。CDR「ウイークリー虹釜」シリーズ他。出張ハーブバー「薬草バーパリペキン」。作家・古川日出男との朗読×音響ユニット”列島を音響する”メンバー。土川藍+大城真との映像ユニット「1080°」。他に大阪市主催、大阪アーツアポリアで「アンビエント 2009」、映画美学校ゲスト講師他。
http://d.hatena.ne.jp/toxicdragon/
※イベント「5H」:ひとり5時間イベント。出演者は5時間何をやっても構わない。いままでに佐々木敦、大谷能生、Mint-Lee、ばるぼら、山田民族、woodman、soundworm、陣野俊史、磯部涼、カジワラトシオ、原雅明らが出演。
金子智太郎
美学、聴覚文化研究。共著に『iPhone x Music:iPhoneが予言する「いつか音楽と呼ばれるもの」』(徳井直生、永野哲久と、翔泳社、2009年)。主なプロジェクトに「Audible Realities」(2008-)、「生成音楽ワークショップ」(城一裕と、2010-)、「Abstruct Workshop Archives」(2010-)など。東京芸術大学美学研究室助手。